
介護施設では、会議そのものよりも、会議が終わった後の「議事録作成」に時間がかかることがあります。
今回は、実際の介護現場で行った45分間の看護会議を使って、
「音声記録 → 文字起こし → ChatGPTで議事録作成」
までを実際に試してみました。
まず、看護会議をスマホで録音
今回の会議は約45分。普段通り看護会議を行い、その内容をスマホで音声録音しました。ここまでは特別な機材は使っていません。(Plaude購入検討中ですが)
会議中に細かくメモを取るのではなく、まずは会議そのものに集中して、音声を残しておくという方法です。
会議終了後、この音声データをChatGPTに読み込ませて、そのまま議事録にできれば一番簡単だと思いました。
ところが…ChatGPTに音声を入れてみたが、うまくいかなかった(*_*;
実際に45分間の音声データをChatGPTに読み込ませてみました。しかし今回は、音声データが長すぎたためか、うまくテキスト化することができませんでした。(ちなみにClaude Codeでもできませんでした)
「やっぱりAIでは無理か」
と思いましたが、なんとか別の方法を試してみることにしました。
AI活用では、こうした「一発ではうまくいかない」ということも普通にあります。
大事なのは目的を
「ChatGPTに直接音声を読ませること」
ではなく、
「会議内容をテキストにして、議事録作成を効率化すること」
と考えることです。

無料で使える「Buzz」を試してみた
そこで使ってみたのが、Windowsで利用できる文字起こしソフトのBuzzです。(Nottaも使ったことあるのですがすぐにトークンが必要になった記憶があったので…)
Buzzをパソコンにインストールし、スマホで録音した会議の音声データを読み込ませました。
すると三分くらいで45分間の音声をテキストに変換することができました。
感動!!無料でできた!!😃
(ちなみにBuzzが何回・何時間分が無料で使えるのかは不明です…)
文字起こしした文章をChatGPTへ
そしてBuzzで作成した文字起こしテキストデータをChatGPTに読み込ませ、
「これは介護施設の看護会議です。正式な議事録として整理してください」
と依頼しました。
かなり分かりやすい形で議事録として整理されました。
「話が前後する」「同じ内容を何度か話す」「いろいろな人が話をする」「途中で別の話題に変わる」という部分は気になったのですが、さすがチャッピー(ChatGPT)。
うまく整理してくれてます!

今回やった流れはこれだけ
今回の方法をまとめると、
- ① 看護会議をスマホで録音
- ② 音声データをBuzzで文字起こし
- ③ 文字起こしデータをChatGPTに読み込ませる
- ④ ChatGPTに議事録として整理しファイル出力
- ⑤ 最後に人が内容を確認・修正する
という流れです。高度なシステムを導入したわけではありません。スマホとWindowsパソコン、そしてChatGPTを使っただけです。
実際にやってみて感じたメリット
本当に楽です!
Plaudeを購入することも考えていますが、まずは無料でもできたことがうれしかったです!

質問・相談は https://welsemi.com
【最後に…】
ChatGPTが作った議事録を、そのまま正式な議事録として保存するのはおすすめしません。文字起こしの段階で誤認識がありますし、ChatGPTも内容を誤って解釈する可能性があります。
ですから、
AIが議事録を作る → 人が最終確認する
という運用が基本です。
それでも、
白紙から議事録を書く
のと、
すでに90%くらい出来ている文章を確認する
のでは、職員の負担は大きく違います。
介護現場だからこそ、こういうAI活用が役に立つ
介護施設では、会議や委員会が非常に多くあります。看護会議だけではありません。職員会議、ユニット会議、ケース会議、感染対策委員会、虐待防止委員会、身体拘束適正化委員会など、さまざまな会議があります。そして、そのたびに誰かが議事録を作っています。
1回の議事録作成時間を少し短縮するだけでも、それが毎月、毎年積み重なれば大きな時間になります。その時間を、
- 利用者さんと話す時間
- 職員同士で相談する時間
- ケアを考える時間
に使えるようになれば、AI導入の意味は十分にあると思います。
また、生産性向上は職場環境要件のクリアのためにも必須です!
今回の結論
介護の現場でもどんどんAIをつかうべし!